マルチプレイヤーモード

本日、Web3コレクティブの最初の共有プラットフォームである、[Lore]（https://lore.xyz/ "Lore"）への出資を発表しましたので、お知らせします。当社は、North Island Ventures、Seed Club Ventures、Balaji Srinivasan、Zeneca、Mischief Ventures、Sfermion、CMT Digital、Patricio Worthalter、Spice Capital、Sublime Venturesなどとともに、400万ドルのラウンドをリードしました。Loreは、インターネットネイティブコミュニティがリソースをプールし、デジタル資産を共同購入し、シームレスに共同利用するのに不可欠な共同所有のインフラを構築しています現在提供しているのは、コレクティブが信頼性の高い共有ウォレットを構築するためのプロトコルと、さらなる連携と活用を購入後に可能にするプラットフォームの2つです。Loreは、メディア集団や、ゲームギルド、そして共通の興味と長期的な目標に基づく全く新しい種類のWeb3集団など、あらゆる形や大きさのコミュニティのネットワークです。Loreは、5人または500人のコミュニティが、新しいデジタルネイティブの文化的動きを構築し、維持する集団行動にリソースをチャネル化できる未来を想定しています。## Sovereign Collectives

暗号通貨は、本質的にソーシャルテクノロジーです。パーミッションレスネットワークは、複数のアクターが分散して協調し、リソースの流れを誘導するインセンティブ構造によって、固有のネットワーク効果を持つ新しい金融・ソーシャル商品を可能にします。この精神は、新しい[internet-native special interest groups]（https://multicoin.capital/2023/03/21/our-investment-in-seed-club-ventures-a-ventures-dao/「当社の Investment In Seed Club」）を出現させる道を切り開きました。これらのグループは、しばしば、リソースを収集し、共有ミッションや目的のセットに時間を費やすことができます。[ConstitionDAO]（https://www.constitiondao.com/ "ConstitionDAO"）、[Friends With Benfits]（https://www.fwb.help/ "Friends with Benfits"）、および[Nouns]（https://nouns.wtf/ "Nouns"）は、コアミッションを一体化するユニークな方法で、資本や労働に貢献する数千人のメンバーを擁する豊かなコミュニティの例です。暗号通貨体験がマルチプレイヤーになると、n^2倍に粘着性が高くなります。個々のコミュニティメンバーは、興味と経験の豊富なインデックスを表し、ミッション主導の集団にわたって、ユニークな文化を生み出すマイクロコミュニティを形成することができます。最も重要なことは、それぞれが当事者意識を持って活動することで、コミュニティ全体の成果は飛躍的に向上します。[Helium]（https://www.helium.com/ "Helium"）や[Hivemapper]（https://hivemapper.com/ "Hivemapper"）のようなProof of Physical-work ネットワーク、[StoryCo]（https://story.co/ "Story Co"）のDisco BallのようなボトムアップのIPイニシアティブ、[Fingerprints]（https://fingerprintsdao.xyz/ "FingerprintsDAO"）など、コレクターキュレータグループはそれぞれ集団所有権の力を明確に示した例です。しかし、これらの集団は、リソースを調整するために、独自のインフラストラクチャを使用しています。デジタルコレクティブをスピンアップすることは、面倒なプロセスです。リーダーは、数十のオプションの中で、適切なパーミッションと追跡ツールを選択する必要があります。メンバーは、認知オーバーヘッドを引き起こし、解約のリスクを高める複数のプラットフォームに参加する必要があります。既存の暗号資産コミュニティが繁栄するため、そして新しいコミュニティが出現するためには、UXの断片化という問題を解決する必要があります。## Unlocking Co-Ownership

今日、ほとんどの消費者暗号通貨製品やツールは、シングルプレイヤーモードで構築されています。ウォレットは、トランザクションのシリアル化されたインデックスとして認識され、プロトコルやアプリケーションとのやり取りは、しばしば、単一のユーザーだけを念頭に置いて設計されています。このようなデザインパターンと、小グループが一緒に暗号に参加するアクティブなDiscordチャンネルの共同体的なエネルギーは対照的です。消費者は、コミュニティを、オンチェーン機会へのキュレーション入口として使用し、単独では達成できなかったオンチェーン目標を達成する組織化の方法として利用しています。しかし、今日のオンチェーン連携のための現在のツールセットは、複数の断片化されたオンチェーンツール（マルチパーティーの管理、ガバナンス、トークン発行など）や、オフチェーンアプリケーション（メッセージングアプリ、スプレッドシート、コンセプトークンなど）などにまたがって存在しています。たとえば、友達グループがNFTを一緒に購入したい場合、デフォルトのプロセスでは、マルチシグを作成するリーダーを選び、その後、すべてのメンバーにマルチシグに資金を入金するように要求します。その後、グループは、いくつかの問題に遭遇します。1. ほとんどのスマートコントラクトマルチシグは、主要市場でNFTを直接購入したり、リストしたりすることはできないため、資産は、EOA（外部所有口座）ウォレットに移転する必要があります。2. 集団のすべての所有権は、ウォレットの外で管理する必要があります。3. 資産を購入すると、個々のメンバーは、NFTに接続されたユーティリティへのアクセスが制限されます。たとえば、トークンゲートチャットに参加したり、ゲームでNFTを使用したい場合、資産は、個人のアドレスに手動で転送し、使用後、元のマルチシグに戻す必要があります。大規模なグループの場合、コミュニケーション、意思決定、取引実行、分析を処理するためのオーバーヘッドが膨大なものになります。大小さまざまなコレクティブは、オンチェーンアクティビティを管理し、アクションを一緒に実行するための統一プラットフォームを必要としています。Loreは、各コレクティブは独自のサブカルチャーであり、その習慣を表現するためのインフラが必要であるとの考えを取っています。この目的のために、チームは、資金の集約、デジタル資産の購入、所有権のステークとロールの管理、ガバナンスや投票構造の確立、アプリケーションや環境にわたる資産を各メンバーにシームレスに利用するなどの重要なグループアクションを可能にするインフラストラクチャを構築しています。コレクティブは、必要に応じてメンバーの追加、権限の割り当て、Loreダッシュボード内での流動性の管理などを行います。 しかし、最も重要なことは、互換性の問題なく、ミントへのアクセス、資産の賭け、あらゆるアプリへの接続の能力を保持することです。ここでのキーロック解除は、コレクティブが購入し、所有するための真の共有所有体験という概念です。NFTを利用することで、UXが崩れたり、無数のプラットフォームでコンテキストが切り替わったりといった煩わしさを感じることなく、単一ユーザーと同じようにNFTを利用することができます。コミュニティは、プロフィール上のステータスバッジを機能させるソウルバインドメンバーシップカードを発行し、重要な意思決定イベントに情報を通知するための正式なガバナンスプロセスを実行します。さらに、Loreは、オンチェーンマイルストーンやアクキューステータスを達成する際に、メンバーや資本を成長させるコレクティブのためのプロトコルを開発しました。これにより、消費者集団は、Web3を活用して、インターネット文化に足跡を残すことができます。![GHOULS NFT]（//images.ctfassets.net/qtbqvna1l0yq/44aFY25S5OlmMWJ2SA3trT/da57f8b7520627671a2b9733692a352d/Screenshot_2023-04-05_at_5.12.03_PM.png）

[GHOULS]（https://ghouls.deadbirds.io/ "Ghouls"）、LoreでMoonbirdsのサブ議会が牽引する派生NFTコレクション

Loreは、1年未満のクローズドβで動作し、驚くべきアーリーアダプターセットを蓄積しています。1. [DeadBirds Society]（https://deadbirds.io/ "dead birds"）：ムーンバードの代表的な 「サブ議会」。彼らは、96メンバーから6つの資金調達ラウンド以上の100 ETHを調達しました。彼らは、生物多様性の損失に対する意識をもたらすメディアを作成するために、スケルトントレイトMoonbirdsを取得します。2. [FWB Squallet]（https://twitter.com/squallet_xyz "Squallet"）:は、FWB nft-general-chatのNFTボールトで、愛情をこめて「squallet」（スクワッドウォレット）と呼ばれています。彼らのミッションは、Friends with Benfiteコミュニティ内の緊急の文化、芸術、ミームをバックアップすることです。彼らは、複数のFWB「Seasons」にわたって、12メンバーから96メンバーに成長しました。3. [Tracksuit Cartel]（https://joinvalhalla.com/clans/Tracksuit%20Cartel "Tracksuit Cartel"）：トラックスーツホルダーのための大手Valhallaクランビルユーティリティと収益。17メンバーは、tracksuit Valhallasを購入するために24 ETHに貢献しました。Valhallaは、Tracksuit CartelのIPから得られるロイヤリティを、彼らのLore vaultに向けることを約束しました。Loreを利用した連携により、Valhallaのサイト上で直接Tracksuit Cartelに参加することができます。4. [824]（https://www.prysm.xyz/profile/824 "824"）_：ミッションステートメントが言うように、「degen playsを作る」ために集まった16人のインターネットファーストの友人のグループ。彼らは、数ヶ月で、[23 ETHから80 ETH]（https://www.prysm.xyz/profile/824 "824"）に成長しました。Loreでは、1000以上のコレクティブが3,000 ETH以上をコーディネートしています。Proof、Friends with Benefits、Azuki、Valhalla、Art Blocks、その他多くのトップWeb3コミュニティからコレクティブが形成されています。## The Platform for Collectives

Loreは、時間の経過とともにプロフィールや保管庫に蓄積されるアイデンティティやレピュテーションの状態に基づいて、新しいコミュニティやメンバーがお互いを発見するためのマーケットプレイスとして機能します。コミュニティはツールを求めますが、メンバーはネットワークを求めています。実際、Loreは、今後10年間に登場する数千もの特別関心コレクティブ内の作成とコーディネートをサポートするためのプラットフォームとして機能します。チームは、あらゆる環境で共有を可能にするために、モジュール式APIやSDKセットを構築しています。Loreのミッションは、コレクティブ内のガバナンスプロセスを自動化するシンプルなDiscordボットの構築から、ゲーム環境内で直接数千人のプレイヤーを抱えるギルドのパワーアップまで、共同所有権をアプリケーション層の隅々にまで浸透させることにあります。Loreは、[live in public beta today]（https://lore.xyz/ "Lore"）です。コレクティブを始めるか、メンバーを募集している何百ものコレクティブのいずれかに参加してください。